パパと遊ぼう

一番のコツは「習うより、慣れろ

新米パパは、なんとなく抱っこもぎこちなく見えてしまうもの。もちろん充分に注意深く、気をつけているのはよーくわかります。一番のコツは「習うより、慣れろ」って言われます。赤ちゃんとの時間をなるべく共有してあげましょう。いっぱいお話をしてあげましょう。

いっぱい抱っこもしてあげましょう。赤ちゃんも見て、聞いて、臭って、触れて、時には舐めて、情報を吸収しています。嬉しかったことや、楽しかったこと、おもしろかったもの、ビックリするぐらい覚えています。またパパと遊んで欲しいと思っているはず。目が見え始めた頃から赤ちゃんもお気に入りの瞬間には笑みもこぼし始めます。8ヶ月も過ぎたあたりからは、声を出して笑うような仕草も見られ始めます。もうこの時期になると、よく言う「天使のほほえみ」といってもいいぐらい、ほんとカワイイものです。頑張れ新米パパ!

ドクター

パパにしかできないこともある

パパには、ママのような「おっぱい」という最良の技は、残念ながら持ち合わせていません。でも男ですから、腕力というママより秀でた能力があるはず。赤ちゃんも首が据わってくるとあんがい扱いやすくなるのも事実。

抱っこした状態で前向き、後ろ向き、と腕の中で遊んであげたり、慣れてきたら片手でも抱っこできるようになります。反対の手におもちゃでも絵本でも持って遊んだりもでき、赤ちゃんが喜んでくれそうです。どこの赤ちゃんも俗に言う「たかい、たかい」はお気に入りのようです。ママにはちょっと辛そうな力技はパパの出番だったりします。

この時期、親子のふれあいは、知能が発達する段階で、凄くプラス材料になります。感情も豊かになり、素直な心も育ちます。成長段階の大切なときでもあります。できるだけ時間を作ってパパも一緒に遊びましょう。

西区在住の患者さん親子にモデルになって頂きました。